個人事業主が住宅ローンを組んだ話

突然ですが、マンションを買いました。といっても現金一括払いなどできるはずもなく、住宅ローンを利用して、ですが。大きな買い物にローンは…と考える方もおられますが、まぁそれは人それぞれの考え方なので。私は自分のことだけを考えればファミリー向けの物件は買わなかったかもしれませんが、自分にできる最高の親孝行ができたので最善の決断をしたと思っています。

さて、ブログは久しぶりですが、今回は個人事業主の住宅ローン、そして契約その後の諸々について体験したことを書いてみます。よく、個人事業主は住宅ローンが通らない、あるいは、通りにくいから専業になる前に雇用先がある間に住宅ローン契約する方がいいなどの話を見聞きします。後者は実際に多くのケースで堅実な行動なんだろうと思います。ただ、もしかしてこれって金融機関との確認不足も原因としてあるんじゃないかなと思わされることがあったのでこうして記録してみる次第です。

住宅ローンは大きな借金です。借金せずに現金一括で買えるなら金利も払うこともないしいいですよね。でも、どの家庭もがそうできるわけではないし、色んな事由でローンを利用して購入する判断に至る人もいます。私も自分が自己所有マンション欲しいというより、親の願いを叶えてあげたいなという方が強く、それにはこの方法が一番でした。で、個人事業主という現在の状況で住宅ローンを組むことになったのですが、実際検討から組み終わるまでどうだったの?と興味のある人は多いんじゃないかなと思います。そんな人の参考になれば何よりです。

尚、この記事は、別に住宅ローンを勧めるつもりはなく、組みたいとすでにお考えでそれでも審査ってどうなのかなと考えている個人事業主の方の気になる点の解消に少しでもお役に立てたらなと思って書いています。また、金融機関やその担当者から内部の事情・決まりを細かく聞いた話ではなく、あくまで体験談であるため、ここで知り得た話を引き合いに出されても必ずしも結果や反応が期待通りに進むとは限らない点にご注意ください。

実は一回落ちた

ぶっちゃけますが、本当のこと。うちの家は決して裕福ではなく、お恥ずかしい話結構金銭面でかなり厳しい時期が何度もありました。それでも家族皆で何千もあった債務をだいぶん減らしましたし、私自身年収も決して少なくない、これなら大丈夫だろうという状況になってから不動産屋に言われるがままに挑戦してみたんですが、あえなくお祈りされてしまったのが一回目の住宅ローン申し込み。その時は自分には物件購入は縁はないのかなー、あと個人事業主ってやっぱり不利なのかなーって思ったんですが、それからまた2年越しに別物件で住宅ローンに申し込み、本審査に通って購入に至りました。

月々の見込み返済額の申告

2回目に挑戦したとき経由した金融機関は、不動産屋が勧めたところとは別のところにしました(不動産屋は地元の伝手のある金融機関を推してきますが)。でも、できる限り通る可能性を大きくしたいなと色々調べました。個人事業主に優しいとか、マンション契約前に本審査までしてもらえるとか。で、そうしてコンタクトしてみた金融機関に送ってもらった書類を見た時に、「アレ、これってもしかして前に一回落ちた要因にあたるんじゃないかな、個人事業主にはそもそもロジックが不利なんじゃないかな」と思う事項がありました。それは月々の返済額。

ネットで調べると、

  • 月々のローン等見込み返済額が月収の35%を超えると通らない(というか審査段階に話を進めてくれない)
  • あるいは、30~35%あると審査が通りにくい

などの情報が出てきます。

その時に使用する月収計算根拠は、確定申告書の欄で言うと「所得金額等」の合計です。「収入金額等」ではありません。

一方で一回目に落ちた時には事業用カードの平均支払額も含めて申告するように言われました。アレ?って思いません?事業用カードの支払は経費なので所得金額から払っているわけではなく収入金額から払ってるんですよね。所得金額を根拠にする場合、事業用カードが含まれるのはおかしいわけです。また、個人事業主は生活用カードよりも事業用カードの支払額の方が多くなりがちでしょうし、根拠に使用する収入のベース額と、あれば申告する債務の平均支払額のカテゴリが同等でないのならそれは通りにくいのも頷ける話だなと。実際それがどこまで関係するのかは私には知る由もありませんが、そんな疑問も抱けないほど住宅ローン挑戦一回目の時の不勉強を感じました。

で話を戻しますと、審査に通り住宅ローンを組めた二回目の金融機関には個人事業主に理解があるとネットで出ていたところを利用したのですが、そこの住宅ローン申請書に設けられている月々のローン返済額の記載欄がすでに生活費と事業用ローンで区分が分けられていました。その時点で個人事業主に対する意識が違うんだなと思ったのを覚えています。(※ただし、実際に事業用ローンを計算から省けるかは、普段の会計処理で経費に含まれていることが明確に分かる勘定科目が青色申告決算書に載っているかなど条件はありました)

一回目に落ちたところもその辺りをよくよく話し合えば前向きに検討してくれたんだろうか、と考えました。個人事業主で住宅ローンを組む方は、この点を金融機関の担当者さんに相談してみてもいいのかもしれません(金融機関の方針によるでしょうし、有効な話かは分かりませんが)。

手付金の用意はあった方がいい

折込チラシや電車広告などで物件情報をみていると、手付金なしのローン計算額とか手付金不要などと謳っている広告をみかけますが、そういうのはあくまで目を引く謳い文句でしかなく(特に個人事業主が?)ローンを組むなら手付金はあった方がいいと思いました。住宅ローンの対象外となる費用項目を差し引いた全額を住宅ローンで支払うことはできるそうですが、住宅+土地+諸費用を合計した総支払額の95%以上だったか、ある基準値から~100%までをすべて住宅ローンでまかなおうとするとローン審査が格段と厳しくなるそうです。

以下は住宅+土地以外の諸費用です。
(※私の場合です。人により異なるところは多々あると思われます。)

・登記費用
・住宅ローン火災保険
・住宅ローン地震保険
・団体信用生命保険(任意)
・住宅ローン振込手数料
・融資手数料
・住宅ローン保証料(あるところとないところがある)
・管理費・修繕費前払い(私の場合は3か月分一括)
・修繕積立一時金
・管理準備金
・固定資産・都市計画税
・金消契約 印紙代
・瑕疵担保保険料
・不動産屋契約事務経費
・不動産屋契約印紙代
・不動産取得税

この中に、上述の一部住宅ローン対象外の費用項目(20~30万円くらい)や、物件契約時に現金払いのもの(10万円くらい)も含まれていますが、全部でざっくり150~200万円でした(購入物件の金額によってもさらに前後するかと思われます)。ある程度手付金の用意があったことと、住宅ローンの借入額が総支払額の95%未満になる契約プランを金融機関から提案いただきそれを利用したのもよかったのかもしれません。

本審査を通った後の手続き

普通は先に住宅購入の契約(手付?)をしてそれから住宅ローンに相談だそうですね。でもそれでローンに落ちたら嫌だしなと思って、不動産屋に掛け合い、先に金融機関に審査の相談をして審査に通ってから物件契約をする流れで進めさせてもらいました(審査結果がでてすぐに不動産屋に手付金も払いに行ってとちょっと忙しかったです)。変則的な対応に先方には面倒をかけたと思いますが、こういうことは相談してみるものだなと思います。その後の諸々の手続きですが、私の場合本審査に通り物件契約したのが2月、物件自体は8月完成だったので審査後の決済は8月末になり、その手続きに必要な諸々の情報が出てくるのが7月だったので4か月くらいは何もなく宙ぶらりんでした。金融機関から紹介された火災保険の本契約のほか、司法書士事務所との登記手続きなど初めての経験でしたが、先方と連絡を取れるのが平日日中だとか、仕事で実印をもう持っていたのでその後の手続きは滞りなく進み、フリーランスの仕事はある意味都合よかったです。

ざっくりまとめ
  • 収入根拠と債務申告額のカテゴリの基準が同等か(特に事業用ローンの部分。※毎月のサーバー契約代や光熱水費、インターネット代、本や事務消耗品購入といったショッピング枠を含む)を金融機関に聞いて、計算根拠の必要に応じた練り直しを打診してみる
  • 物件契約からローンを組む(本審査に通る)までの流れは自分にとって不利ではないかを考える
  • 実印登録をしている(と単純にその後の手続きが楽です)
  • 審査を進めるにあたって強く言われた基準はやはりほか債務の月々の返済額が月収35%未満であるということ、30%以下でできるだけ少ないことが望ましい(物件の価格もピンキリなので、言い換えれば、選ぶ物件の購入額や暮らし方によっては事業用ローンを踏まえた情報をもってでも個人事業主でも十分に審査に通る。あと、開業届を出したという明確な判断基準から個人事業主を長く続けていると書けるとよりよい)
  • 金融機関選びも重要。個人事業主に理解がある、個人事業主の申込でも話をしやすそうなところ。
  • 手付金はある程度用意した方がいい。(4000万ちょっとの物件で大体150~200万円くらいは用意される購入者さんが多いと言われました。手付金の額は不動産屋と相談すればいいことかと思います。)
  • 銀行であれば、そこと取引があるか(口座を開設済みで入出金など利用があるか)も多少影響する印象を受けました(一回目落ちたところの言い回しがそういう感じだった)。

以上は、相談から契約、決済まで不動産屋や金融機関に相談してみたらいいのではと感じたこと、用意していたらいいよと思ったことです。

と、体験したことをつらつらと書いてみました。多額の債務を引き受けたわけですから、これからもしっかりと仕事をして頑張って返していきます(,,•ω•,,)و  以下余談はありますが(苦笑)、仕事部屋も作れたので現在の環境にはとても満足しています。

以下余談

で、無事引っ越しも終え、今は新居で生活しているのですが、こんなことってある!?と思ったことがあり…。住宅ローン云々はもう関係ない話になるんですが、新築マンション購入ってこういうことあるのかなと思ったことを書いておきます…。

カーテンがレールに合わない
全世帯向けの説明会で、光熱水インターネット保険以外にオーダー家具やオーダーカーテンなどの業者さんもきているのは気になっていたんですが、まさかの落とし穴。オーダー高いしうちは既製品でいいや、と入居後にレールの設置高さと長さを確認して近所と遠方両方の家具屋さんに行ってみたところ、見事にレールの高さと長さに合う丈・幅のカーテン“だけ”がない!!敢えてそういうレール仕様にしたの?と思うくらい見事にどこのお店でも合う丈・幅のカーテンが見つかりませんでした。結局、長めの既製品を買って仕立て直すことになったので、余計にお金がかかったか、オーダーした場合と変わらない額になったかもしれません。カーテンを探す労力だけ無駄にかかったので、この辺り不動産屋が教えてくれていたらうちもカーテンオーダーしたのになと思います。

備え付けた洗面台ドレッサーの不具合
内覧会で、仕様のとおりに出来上がっているか、傷や汚れなどの不具合がないか、見る機会はあります。が、目に見える箇所だけ入念にみてもダメだなと思ったのが洗面台ドレッサーの話。私も、家族に事前にアドバイスを受けて、気付いた箇所はそれはもうとにかく数多く指摘しました。傷・汚れ。でもまさか入居後に“え!?ここ開くの!?”という箇所がドレッサーにあり(内覧のときにそこの機能は教えてもらえなかった)、その開いたところの立て付けが悪いところがありました。私の確認不足ではありますが、ありとあらゆる開けるところはとにかく(聞いて)開いて確認しましょう…。一年点検のときに言ってみようかな。

YouTubeチャンネル『Kazuki Channel』にデビュー

毎年のことですが、1月があっという間に過ぎていきました。年明けすぐは仕事の入りもそこそこに月半ばくらいから取引先もようやくエンジンがかかってきたかなというそんな1月でしたが、Sprachgetriebe Consultingのドメイン取得からおよそ4年、ウェブサイトをいつか独英日のトリリンガルで運営したいという計画をようやく実現できました。2022年からは、ひと月に1本ペースでも何か記事を公開していきたいなと考えています。そしてなんと私、ついにYouTubeデビューしちゃいました!

1月半ばの週末、フリーランス日英翻訳者の松本 佳月さんが運営しておられるYouTubeチャンネル『Kazuki Channel』に呼んでいただきました!松本さんは、同じく翻訳者(日英/英日)の齊藤 貴昭さんと一緒にコンテンツを企画。同チャンネルに同業者を招いて、鋭い質問を交えながら、翻訳者デビューのきっかけや翻訳者として仕事をはじめてからこれまでの軌跡といった興味深い話題をインタビューしています。

収録はおよそ90分。お二人と顔を合わせてお話しするのも2019年の翻訳祭以来ということもあり、とても楽しい時間でした。JATJTFが企画実施するセミナーや西日本医学英語勉強会といった同業者ネットワークのほか、SNSを通じて、たくさんの方と交流し様々な話を聞くことはよくありますが、自分自身の話をすることはそうないので、とても貴重な機会をいただきました。松本さん、齊藤さん、ありがとうございました。

収録内容を区切りのよいところで分けて、全5回に編集されています。特に第3回あたりはすでにフリーランス翻訳者として基盤を築いている方にも面白い情報を話題にできたかなと思います。第5回(最終回)はこれから翻訳者になりたいけどなれるのだろうかと悩んでいる方に聴いていただきたいです。よろしければぜひご覧ください。

第1回

外国語に興味を持ったきっかけ、高校生・大学生時代、留学経験

第2回

副業を通して在宅翻訳の道に→2019年専業。海外取引がメイン。

第3回

海外エージェントとの取引、レート事情。翻訳・校正セットのサービス

第4回

普段仕事で気を付けていること、JATでの活動

第5回

これから翻訳者を目指す方へのメッセージ。翻訳者になる道は人それぞれ

海外取引の翻訳報酬受取り方法

2018年にIJETで登壇し、翻訳業の海外取引についてをしました。その時に報酬の受取り方法についてもいくつか紹介したのですが、今は従来の受取方法がもっと便利になりましたし、さらには新しいサービスまで出てきています。当時紹介した内容も多いのですが、補足しつつ情報を共有したいと思います。日本国外の企業・エージェントと取引をしている、またはこれからしたいと考えている方の参考(見直し含め)になれば嬉しいです。

1.報酬受取り方法

海外取引で外国の企業から報酬を受け取るには色々と方法があります。まずパッと思いつくのが、日本に開設している自分の銀行口座への直接送金だと思います。銀行間で手数料に結構差がありますが、ネット銀行でも地方銀行でも、ゆうちょ銀行でも、各銀行で提供されている海外送金を受け取るのに必要な正しい情報を請求書に記載して先方に知らせさえすれば海外送金を受け取れます。よく聞くのがPayPal。日本でももう10年以上の歴史がある元祖FinTech企業で、通販の決済でクレジットカードや銀行振り込み以外の選択肢としてもよく名前をみかけると思います。ただビジネスの報酬受け取りを目的に利用する際の受取手数料が割高です。ほかにも、PayoneerWise(旧TransferWise)。最近ではVeemRevolutといった資金移動サービスも出てきており、報酬を受け取る方法は選択の幅がますます広がっています。

2.日本の銀行に直接送金してもらう
  • 受け取りに4000円の手数料を徴収されることがある(被仕向送金手数料1500円+日本円建て受取手数料2500円)
    現状、新生銀行およびソニー銀行は被仕向送金手数料を取っていないので、外貨建て受取りは手数料無料です。(新生銀行は2019年12月半ば以降、被仕向送金手数料を差し引くようになりました。ただし所定の条件を満たす送金受取りについては相当額の2000円が後日キャッシュバックされるので一応まだ(2021年4月25日現在)実質ほぼ手数料無料です。詳細
  • 現地送金手続き後、着金までに1-4日かかる
  • 土日祝は銀行が休みなので着金しない
  • 銀行からどういった目的の送金を受け取るのか確認の電話がかかることもある
  • クライアント側も高い送金手数料を払うのであまり好まれない
3.PayPal経由
  • 受取手数料が高い3.40%~4.10% + 固定手数料
  • 払い出しレートが悪い(▲2~4円/1通貨額)※引き出し時に日本円に換金されます(外貨のまま引き出させてほしい…
  • 土日祝でも支払い元が手続きしたら即着金
  • 着金後、銀行への引き出しに1-3日かかる
  • 受け取り通貨は22種類送金国を限定しない。個人可
  • Paypal口座のお金はネット通販などのPaypal決済に直接活用できる。
4.Payoneer経由
  • 日本の銀行への引き出しに1-2日かかる比較的早い方
  • 払い出しレートが悪い(▲2~4円/1通貨額)※引き出し時に日本円に換金されます(外貨のまま引き出させてほしい…
  • 報酬受取手数料は無料
  • USD口座のみ、毎月口座維持手数料がかかる(2.50 USD/月)
  • 受け取り通貨は現在USD、EUR、GBP、AUD、CAD、HKD、SGD、MXN、JPYの9種類。
  • マルチカレンシー口座(EURだとIBAN、GBPだとソートコード・口座番号などユーロ圏や英国など現地の銀行口座を得られる)を持てるただし、GBPは英国から、USDは米国からの送金のみしか受け取れないなどの制約がある)。取得は無料
  • 登録法人からの支払い受け取りのみ可能。個人からの支払いを受け取ることは不可
  • クライアントは自国/SEPA圏内送金なので自社の送金手数料を抑えられる
5.Wise(旧TransferWise)経由
  • 報酬受取手数料基本無料受取通貨・方法によっては手数料発生
  • 換金レートは公示レート(なのでPayPalやPayoneerみたいに払い出しレートが悪くない!)
  • 外貨のまま日本の銀行口座に引き出せる(外貨送金扱いのため、銀行の受取手数料を差し引かれる)
  • 換金手数料と引出し手数料が安い(外貨を受け取って、日本円に両替してから日本の銀行口座に引出しをかければほかより断然手数料がお得。いつか、合計1406.00 GBPを出した時は、円両替で8.17 GBP、引き出し手数料で265円。合計約1200円でした。)
  • 時間や曜日、日本国内の引出し先銀行などの条件によるが、日本円に換金してからなら深夜に引出しをかけてもすぐに着金する…!(ただし、新生銀行に引出しをかけた場合です。ほかの銀行では確認していません)
  • 先方は現地通貨で支払い、こちらの受け取りは日本円(居住国通貨) マルチカレンシー口座で10通貨を受け取れる(2021年4月25日現在)
  • マルチカレンシー口座(EURだとIBAN、GBPだとソートコード・口座番号などユーロ圏や英国など現地の銀行口座を得られる)は、GBPを英国内・英国外から、USDを米国内・米国外から受け取れ、Payoneerと異なり送金国の通貨でないといけないという制約がない。口座開設初回のみ3000円の支払いがいる
  • 法人からも個人からも支払いを受け取れる
  • マルチカレンシー口座にある通貨を直接引き出せる、ATM用デビットカード(Mastercard)をもらえる(EURをヨーロッパで引き出せるなど)
  • クライアントは自国/SEPA圏内送金なので自社の送金手数料を抑えられる
6.Veem経由
  • 受取通貨はUSDとJPYのみ
  • (まだ)米国企業からの受け取りにしか使えない
  • 報酬受取手数料基本無料(受取通貨・方法によっては手数料発生)
  • 外貨のまま日本の銀行口座に引き出し(外貨送金扱いのため、銀行の受取手数料を差し引かれる)
  • 日本の銀行口座への引出しには1~2日かかる
  • 先方がいつ支払ったかがわかる
  • 馴染みがないからか、米国の企業側があまり使いたがらない(個人的な印象です)
7.Revolut経由
  • ビジネスアカウントの日本展開はまだ(2021年4月25日現在)
  • GBP受け取りに使える英国の銀行口座を取得できる
  • 日本での利用がはじまって情報がもっと得られるようになれば、追記予定
8.受取方法比較表

1€≒130.00円(参考)。銀行手数料は一例です。実際の受取手数料とは異なる場合があります。
上記はあくまで参考です。実際に報酬を受け取る際は、金額に若干差異がある場合があります。
*同サービスは受取通貨および支払側の契約によって適用手数料が異なります。また、銀行に引き出す際はPayPalのレートが適用されます(銀行の当日レートより2-4円安い)
**同サービスのユーロ受取口座で報酬を受け取ると受取手数料は無料ですが、銀行に引き出す際はMastercardのレートが適用されます(銀行の当日レートより2-4円安い)
***同サービスのユーロ受取口座で報酬を受け取ると受取手数料は無料です。外国通貨を日本円に両替する際にはネットの平均公示レートが適用され、少額の両替手数料(0.5%?)が発生します。日本の銀行に引出しをかける際に引出手数料がかかります。上記例は過去の自分の記録を参考に引出手数料として265円を差し引いていますが、実際には金額に差異がある場合があります。
Veemから日本に銀行に引き出す場合は通常の外貨受け取りと同じ(銀行の例に倣う)ため、比較から割愛しています。

管理が面倒だから受取方法を統一したい(手数料かかってもいいから銀行一本で、など)という方もいらっしゃるかと思います。もちろんそれはそれで一つの考え方ですし、管理の手間を優先する場合は有益な判断だと思います。私個人は数件の受取方法管理が手間だとは思っていないのと、お客さんの支払い方法に合わせて柔軟に、対応可能な報酬受取方法を提示するのも一つのサービスだと捉えて、上記で紹介した方法を使い分けています(PayPal は最終選択肢ですが、仕方なく使うこともあります…)。日本の企業も、支払う側が比較的都合の良いものを選べられるよう、地銀や都市銀行の普通・当座を合わせて4~6口座請求書に記載していることがあると思いますが、それと似たようなものだと考えています。個人的には、欧州/英国の会社からはEUR/GBP建でWiseに送金、米国の会社からはUSD建でVeemに送金、それから月の決まった日にまとめて日本の口座に引き出しするのが一番手数料が得だなと感じてます(銀行口座への直接送金は都度4000円程度差し引かれることを考えれば、5件、10件をまとめて、外貨引き出しにしろ円両替後の引き出しにしろ手数料をかなり抑えられます)。

2020年の振り返りと2021年の抱負

毎年続けている一文字抱負、2020年に立てた抱負は「」でした。専業となった2019年に「続」き、翻訳の案件数、稼ぎ、そして健康と、諸々順調に仕事できることを願って立てた抱負でしたが、2月からまさか新型コロナでこれまでとガラッと変わる生活(でも在宅という点ではあまり…)になるとは思いもしませんでした。

僕も御多分に漏れず、2020年5月が特に持続化給付金を申請するくらい売上急減。ですが、6月以降はなんとか受注もそこそこに戻り、取引先の業界で変動が大きくみられる中ではありましたが総じて抱負を達成できたと思います。

とはいえ、広島も含めて新型コロナの影響は増すばかり。本音は2020年はもう少しゆったりと仕事したかったのですが、2021年こそもっと深刻になるのではと例年の種まきの手を緩めずこれまで以上に積極的に新規開拓して新規の引き合いも多く受けました。だって種は(普通)すぐに芽吹かないですしね。2021年は一層気を引き締めて、開拓を続けていきます。

2021年も一文字抱負を立てました。2021年は「勉」。仕事に直結する勉強はいつもしていますが、調べて終わってるものもあって、定期案件は別としてせっかく調べた情報が身についてないなと感じるところもあるからです。2021年は仕事はもちろん、仕事以外でも自分の興味関心のある分野をしっかり勉強しようと思います!

IJET-30 in Cairns に行こう!2/2

このところ広島も寒い日が続くので温暖なケアンズが楽しみになってくる今日この頃。先日はケアンズ現地情報をまとめてみましたが、件の IJET-30 も 2 月に入って Early-bird 割の参加申込み受付が始まりました!(ヤホ━(´・ω・`)ノ━イ)

IJET-30 in Cairns に行こう! 1/2 の続きです。この 2/2 では IJET-30 の申込み、ホテル宿泊と航空便の手配、ETAS の申請、海外旅行保険、たびレジ登録について書いています。

【IJET-30 の申し込み】

JAT の会員は参加費が少し安くなりますよね。昨年、何がどうして、参加費を支払って JAT の会員になるという意味のわからない行為をしでかしてしまいました(その前の年もほかの団体でも同じことをしてしまい、学んでないなぁと…苦笑)。JAT の会員になるメリットについては人それぞれなので、ケアンズ行きでまとめたいこの記事で深く掘り下げませんが、まだ会員になってない方で IJET-30 の参加を検討されてる方は同協会の年間活動やご自身の専門などに照らし合わせて会員になるメリットが見出せるのでしたら参加費も安くなるので参加申し込み前に会員になられてもいいかもしれませんね。今回は、Early-bird 割引のある間に申し込もうと思います ^^

【宿泊ホテルを押さえよう】

以前、アメリカで開催された年は JAT 会員の方限定で IJET 開催中の宿泊を割引してくれるホテルプランが紹介されていたそうです。今年のケアンズ開催でも、Rydges Esplanade Resort Cairns が参加者にお得な価格を提案してくださるそう。ほかにも、Booking.comHotels.com など宿泊予約で利用できるウェブサイトはたくさんありますが、私は国内外の宿泊予約で Agoda を頻繁に利用します。日によっては安いプランもあるし、楽天のポイントと連動してるので、結構気に入ってます。あと、昨年の 7 月にあった西日本大雨災害の影響を受けて予定していた宿泊を急遽キャンセルすることになったときの Agoda スタッフの対応がとても丁寧で、また協力的な様子に良い印象を受けました(バウチャーにはなりましたが、事由が事由であると理解してくださり、全額返金していただきました。本当にありがたかったです)。ちなみに、Jetstar は Agoda を推しているようで、宿泊プロモーションコードを発行してくれるようです。Agoda を利用する方は、先に Jetstar で便を予約してからだとホンのすこーーーーーーーし(笑)お得です。

検討し始めたのが 1 月 14 日くらいからなのですが、その週はあまり宿泊プランが出てませんでした。そしたら 1 月 21 日の週に入って開催場所周辺のプランが出だしたので、ホテルによっては 6 月末の宿泊プランをまだまだ出してないところはありそうですね。とりあえず良さげなところを押さえたんですが、2 月末〜 4 月末にかけて何回か見てもっとお手頃で良いところを探して乗り換えてもいいかなーと考えています。

(2019年2月18日追記:トリバゴで価格比較すると掘り出し物のホテル宿泊プランを見つけやすいと参加する友人が教えてくれました ^^)

【航空便手配】

オーストラリアと言えば、ここ 10 年くらいは Jetstar 航空の便が安いとよく聞かれます。私は前職で学生の海外派遣をしていたのですが(派遣手配業務は終わったので既に過去形)、夏休みや春休みの同社相場はそんなこともなく、時期を外した超安価チケットを羨ましく思っていましたが流石 6 月末、素敵なお値段でした。

旅行代理店を通すと、10 名だったか 20 名以上で団体割引を都度相談で受け付けてくれるそうですが、旅行代理店価格というのがあり、ある程度のオプション追加料金はマストだそうなので、団体割引で個人手配より安くなるかは不明なところがあります。仲間内で 10 〜 20 名集められる人は代理店通して確認してみるのもいいかもしれませんが、誰が手配の責任を負うのかというのがついて回りますね。この時期の個人手配、十分おトクです。

手配の際に、最後までパスポート番号を聞かれませんでしたが、何かの間違いがあってはならないので、有効期限が切れてるとかまだ取得されてないかたはちゃんとパスポート取ってからの手配をお勧めします。

ANA や Lufthansa などの航空会社は普通のエコノミー席でも席予約やカウンター預けの荷物も料金込みですが、Jetstar は席だけのオプションから始まり、席予約や食事提供、荷物預けや手荷物持ち込みさえもオプション化で追加料金になっているので、手配時はよく検討して選択していく必要があります。安くていいやーと安易にオプションなしのチケットをササッと選択すると、手荷物持ち込みもカウンター預けも出来ませんし、食事も出てきません(わーお)。

【ETAS の申請】

海外旅行に慣れてる人でも忘れがちなのがこれ。特に日本国籍のパスポートだと、韓国や台湾、シンガポール、ヨーロッパなどの旅行でビザを事前に取得する必要がないので、東南アジアやアメリカに行かない方は意識しないこともあるかもしれませんが、オーストラリアはアメリカと同様に短期滞在に ETAS の申請が必要です。長期滞在しないのでビザ免除してねという申請だと思えばいいですね。

例えばベトナムやカンボジアの入国ビザ代行ウェブサイトが横行しているように、オーストラリアも結構 ETAS 申請代行ウェブサイトがあります。でもまぁ英語が出来ればオーストラリア政府公認の正規申請先で直接すれば申請手数料だけで無駄な代行手数料を省けます。ただ、記入不備などは代行先と違って指摘もなくただ不許可になるか、または申請無効になるだけなので(その場合の申請手数料は返ってこない)、自己責任なのは言うまでもありません。

普段している翻訳の仕事と同様に ETAS 申請も送信前の入力不備チェックは欠かせませんね(怖)。あ、ちなみに決済が済んだ時点で即 ETAS 手続き完了(承認)になりました。

【海外旅行保険の加入】

怪我・病気したときに病院にかかることがあっても日本の国保や社保は海外で使えません。保険がないと 100% 自己負担になってしまうので、海外旅行保険には加入しておいた方がいいですね。数ある保険会社の中でも三井住友海上や au 保険、損保ジャパンなどが安く海外旅行保険を提供しています。

参考:海外旅行保険比較サイト

出発当日、空港の海外旅行保険契約店舗や契約機でも間に合うので忙しい方や事前準備を迷う方はそこで済ませても良いと思います。

契約する項目や補償額は各社異なるのでよく検討しましょう。よく、「クレジットカード付帯の海外旅行保険があるから別途加入しなくてもいいや」という方がおられますが、例えば、「そのクレジットカードで航空券費用を支払ったら有効になる」場合など、クレジットカード会社によっては利用条件が異なるので注意が必要です。持って現地に行くだけで付帯の海外旅行保険が有効になるクレジットカードもあるようですが、ご自身がお持ちのクレジットカードがそれなのかは確認した方が良いですね。世の中何があるかわからないので(思ってもみない食事のアレルギーが出て病院に行く羽目になるとか)、数千円をケチって大損するくらいならここは堅実に加入しておくべきだと思います。

【おまけ – 治安・災害情報:たびレジ登録

最近は外務省の海外安全に関する情報収集、提供に力が入っています。現地治安や災害情報、万が一事件や災害に巻き込まれたときに政府からの助けが必要な場合、これに登録しておけば初動が早いということが挙げられます。念のために渡航期間の申告はしておいても良いかもしれませんね。

IJET-30 参加にあたり、とりあえず参加申し込みとホテル、航空便手配に ETAS(+海外旅行保険契約)さえ済ませておけば後は荷物を用意して、最低限の準備は終わりです。先にご紹介したケアンズ到着後の周辺情報(金銭管理や空港、気候など)と併せて準備のお役に立てば何よりです。

IJET-30 in Cairns に行こう!1/2

昨年の JTF 翻訳祭で登壇したことの記事投稿を最後にだいぶ日が空きましたが、元気にしております\\\\٩( ‘ω’ )و ////

さて、本日は 6 月末に開催を控えている IJET-30 の話。昨年の登壇で初めて参加したとき、何人かの方から次回はオーストラリア・ケアンズだけど参加する?と聞かれたのですが、その時は日中の仕事もあるので無理かなーと全然意識してなかったんですが、その後色々あり 2019 年 4 月からは専業で翻訳をすることにしましたのでいけるようになりました。年明けまでそのことをすっかり忘れたんですが、先日広島の西日本医学英語勉強会で参加者の方からまた尋ねられ、行く気満々になったというのがごく最近の出来事です。

その IJET-30 も 2 月に入ると Early-bird 割の参加申込み受付が始まるとの噂。セッション内容も少しずつウェブサイトに掲載され始めているので、各所で IJET の話題も聞かれるようになるのではないでしょうか。私はすでに飛行機便と宿泊ホテルも押さえて、今年前半期の楽しみにワクワクしています。

今年は日本の開催じゃないので、日本ベースの方は参加が少ないのかな?「行こうかなー、どうしようかなー」という方、現地でお会いできることを楽しみにしておりますよ!(ぐいぐいと)

ということでですね、久しぶりのブログ記事では、IJET-30 in Cairns 参加に際してオーストラリア・ケアンズ渡航前に知っておきたい情報をまとめてみました。少しでも参考になれば嬉しいです😊

今回、記事執筆にあたり留学ジャーナル様にご協力いただきました。

職(ちょっと気が早い←)は学生の海外派遣を担当していたので、同社の留学情報誌には大変お世話になりました。同社はアメリカやカナダ、オーストラリアなど様々な国への留学支援のほか、「留学ジャーナル ポケットブック」など渡航先の情報をまとめた各種情報誌を刊行されており、海外渡航に際して知っておきたい情報を提供されています。この度、思い切って同社にそのポケットブック オーストラリア編の情報転載について相談をしたところ、ご快諾いただきました。留学ジャーナル様、本当にありがとうございます。

この度引用させていただいたのは、留学ジャーナル ポケットブック オーストラリア編。デジタル版が公開されているので、本誌を閲覧したい方はこちらをクリックしてください。

【ケアンズの時差・6 月 ~ 7 月の気候と服装】

さて、いまさらながらケアンズはオーストラリアのクイーンズランド州にありますね。サマータイムを実施していないので、日本との時差は通年 +1 時間差(日本が昼 2 時なら、ケアンズは昼 3 時)です。

オセアニア地域にあるオーストラリアは南半球なので、日本とは季節が逆になり、6 ~ 8 月は冬になります。ですがケアンズは年間を通して温暖で、最高 27℃、深夜は 18℃ とあまり寒くないように見えます。ただ、日本と違って湿気が少ないため、予想する体感温度とかなり異なることもあれば急に冷え込む(12 ~ 14℃)ことがあるそうなので、早朝や深夜の冷え込みに対応できるちょっと厚手の春物・秋物カーディガンや冬物セーターが 1 着あっても良いと思います。また、オセアニアはニュージーランドもオーストラリアも紫外線が年中きついため(日本の 5 月と同等かそれ以上?)、サングラスや帽子、日焼け止めクリームなどは必須です。現地調達より日本の日焼け止めクリームの方が効果大ですよ。

【通貨と両替】

オーストラリアは現地換金の方がレートが良いそうです。でも、空港はどの国も安定して(?)手数料が高いようですね。到着日の移動に必要な小口現金は両替してもいいかもしれませんが、大きいお金の換金はケアンズ市内に入って銀行でした方がよさそうです。私は面倒なので現地通貨で引き出せる銀行のキャッシュカード等で ATM から引き出すようにします(ソニー銀行なら口座開設後に届くキャッシュカードがそれですし、住信 SBI楽天銀行なら口座開設後に別途申し込みが必要ですが同行のデビットカードがあれば、自分の銀行口座にある金額分だけ現地通貨で引き出せます。私は新生銀行を仕事用に使用しているのですが、同行キャッシュカードは海外引き出しのサービスを 2018 年 11 月で終えてしまったので、後々の会計処理を考えて同行提供の別サービス(GAICA)を利用することにします)。これなら空港でも街中でも ATM で引き出す手数料は差がありません。

【ケアンズ国際空港(国際線ターミナル)】

【交通ルール】

オーストラリアも日本と同様に左側通行、右ハンドルだそうですが、優先なのは左側ではなく右側とのこと。道を横断するときは注意が必要ですね。

【電圧・プラグ】

オーストラリアは日本とプラグ形状が異なるので、PC や携帯電話を持っていく方はプラグを 1 つ購入しておくとよいでしょう。出発空港で販売していることもありますが、売り切れていたらこまるので、ちゃんと前の日までに買っておいた方がいいですよ。変圧器が要るのかよく聞かれますが、電子機器類は充電器が自動変圧機能を内蔵していることが多いので、PC や携帯電話については不要でしょう(充電器の仕様を確認しましょうね)。

【水の使い方】

オセアニアは水が非常に貴重とされています。シャワーを流しっぱなしで浴びていると怒られるかもしれません。「日本人は環境への配慮が足りない」と悪印象を与えないよう、節水に協力しましょう。

【マナーとタブー】

【お土産に関する注意(免税関係)】

【入国カードの書き方】

※出国カードは、2017年7月に廃止されています。

おまけ

せっかくの滞在、IJET-30 のついでにケアンズを満喫したいですよね。
以下、現地情報のウェブサイトへのリンクを掲載します。ご参考に。
あ、仕事と観光の費用按分はご自身で確認してくださいね。

Visit Cairns
Cairns Today
Tripadvisor – Cairns
Cairns Info
Cairns Post

さぁ、IJET-30 の申込みはいつかな!?(嬉)^^
申込み開始に併せて、2/2 では IJET-30 の申込み、ホテル宿泊と航空便の手配、ETAS の申請、海外旅行保険についてまとめた記事を公開します。

第28回JTF翻訳祭登壇資料

今年も参加しましたJTF翻訳祭。.゚+:ヾ(*・ω・)シ.:゚+。

2017年は10分登壇に応募しましたが、2018年は思い切って一セッションまるまるお時間(90分)をいただき

「翻訳業を営む個人事業主向けの適正な会計処理について」と題して登壇してまいりました。

僕は訳に直結するような内容での登壇は自信がありませんが、もっと周辺の事務的なこととかであれば話ができるかなと思い今回は最近個人事業を始められた方向けに翻訳業に係る普段の会計処理について(僕も税理士や会計士ではないので)経験談を具体的に共有する形で話をしました。スライド自体はたくさんあったんですが、割と早く終わり、最後の方は質疑応答をたくさん取ることができました。たくさん質問もいただいたので90分ちょうどよく使い切れたと思います。

本日の登壇資料は本ブログにアップロードしていますのでこちらからダウンロードしてご覧ください。※単式簿記についても簡単に触れていますが、あくまで一例です。白色申告か、発生主義で処理をするのか、青色申告で条件に該当する場合には税務署に申告のうえ現金主義で処理をするのかなどで処理の仕方は変わりますので、不明な場合は税理士や税務署によくご確認ください。

来年、セッション公募があったら何をネタに話ができるか考えてみよう。

2018/10/28 追記:

セッションのとき、そういえば売上の記帳について役務の提供は請求日ではなく納品基準で計上と根拠も示して話し、売掛金の受け取りまで仕訳例に触れはしましたが、仕訳はどれも単一取引のみで複数取引を扱って説明しなかったのでここで一つ追記整理しておきます。

確かに納品日ごとに売上を計上しますが、小さな案件を扱うことが多い方は特に、請求をある程度まとめてするので、売上計上は一つ一つでも売掛金の受け取りは複数分をまとめて受け取りますよね。

このとき、先般の売上ごとにちまちま入金処理(売掛金が減って預金が増えるなど)を一つ一つ仕訳するのではなく、その日にまとめて受け取るので入金処理は取引先ごとに合計額を仕訳しても構いません。ただし、摘要にはどの売上分が含まれているかは明記しておかないとわかりませんね。オンラインソフトで摘要欄の文字数が制限されている場合は工夫が必要です。

以下例です。

1. 2018/10/1に12000円分の翻訳成果物をA社に納品した。
2. 2018/10/3に2000円分の翻訳成果物をA社に納品した。
3. 2018/10/14に150,000円分の翻訳成果物をB社に納品した。
4. 2018/10/17に30,000円分の翻訳成果物をB社に納品した。
5. 2018/10/29に200,000円分の翻訳成果物をA社に納品した。
6. 2018/10/31に上記納品分の請求書を会社別に作成し、それぞれ請求した。
7. 2018/11/10にB社から10月請求分の入金があった。
8. 2018/11/15にA社から10月請求分の入金があった。また、A社は振込時に銀行振込手数料324円が差し引かれている。
備考:両社ともに入金時に10.21%の源泉徴収が差し引かれていた。(小数点以下の切り捨て、切り上げ、四捨五入は先方によって異なります)

単式簿記(売上については原則発生主義。ただし現金主義を選択している場合、お金に動きがあった時だけ記帳。以下は現金主義での例) 

仕訳対象(上記例の番号) 日付 勘定科目 金額 摘要
7 2018/11/10

売上

事業主貸

180,000(入金)

1,838(出金)

B社10月請求分(10/14, 10/17納品分合計)
8 2018/11/15

売上

事業主貸

213,676(入金)

2,185(出金)

A社10月請求分(10/1, 10/3, 10/29納品分合計)

*売上値引(振込手数料分)324円あり。

※8の源泉徴収は元の214,000円に対して計算されると思われます。

複式簿記

仕訳対象(上記例の番号) 日付 借方 貸方 摘要
1 2018/10/1 売掛金 12,000 売上 12,000 A社納品
2 2018/10/3 売掛金 2,000 売上 2,000 A社納品
3 2018/10/14 売掛金 150,000 売上 150,000 B社納品
4 2018/10/17 売掛金 30,000 売上 30,000 B社納品
5 2018/10/29 売掛金 200,000 売上 200,000 A社納品
7 2018/11/10

普通預金 178,162

事業主貸 1,838

 

売掛金 180,000

(貸方も行ごとに

仕訳しても良い)

B社10月請求分(10/14, 10/17納品分合計)
8 2018/11/15

普通預金 211,491

事業主貸 2,185

売上 324

売掛金 214,000

(貸方も行ごとに

仕訳しても良い)

A社10月請求分(10/1, 10/3, 10/29納品分合計)

※1: 売掛金は大体補助科目に社名などを用いて細分化して管理すると思います(手記帳だと売掛金/得意先元帳とか)。A社・B社の入金日が同じ日になってもわかりやすいように別々に仕訳しましょう。

※2: 先方が支払う際に売掛金の支払いから銀行振込手数料を差し引く行為は色々な仕訳方法があるようです。[売上] がなかったとして処理するのではなく、[支払手数料] 勘定を用いて処理する方法もあれば、[売上値引] という勘定を設けて処理する方法など。消費税納税義務者の方はこの処理の違いに影響を受けるので特に注意が必要ですね。ここは税理士の方々は意見が分かれるそうで、相談される税理士によって違う回答があると思われます。まぁ、一番は居住する地区管轄の税務署に「答えて」もらうのがいいかもしれませんね、もちろん担当者の名前と回答日もメモして。でも僕は『厳密に言って自分が支払った』わけではない(受け取る前に差し引かれている)この振込手数料が [支払手数料] で処理されることに違和感がある(という意見もある)に賛成なので、[売上] から差し引くようにしています。日本は民法第485条で『別段の意思表示がない場合は』弁済に掛かる費用は債務者が負担することとなっているようですが、国内については僕はまだ振込手数料の負担はないかな。報酬の振込に際し手数料を差し引くとエージェントが契約書に明示しているところがあるんですよね、特に海外。海外は契約書の修正を主張することにあまり良い反応はされないと思いますが、国内はこの第485条のこともあるしそこを敢えて明示して受取人負担ってしてくるんでしょうね、「契約書読んだ?受取人負担って書いてあるでしょ」って。契約時に思い切って負担したくない旨を主張してみるのもビジネスの駆け引きだと思います。

普段から把握してる?その年の所得税(副業してる人向け)

ゆくゆくは雇用を離れて個人事業だけでやっていこうと支度しておりますが、そんな副業をしてる身の所得税で大失敗した話です。

青色申告にと開業届を出して5年目に入ります。2012年に本格的に在宅翻訳の仕事を受けだして以来税率はずっと10.21%で収まる合計所得でした。それが昨年はエージェントや直クラ、仲間、そして母、周りにいる多くの方々のお陰で副業の稼ぎが雇用先からの稼ぎを大きく超えるという結果になりました。

売上自体は会計ソフトでまじめに納品日ベースでまとめていますが、請求・支払漏れを防ぐためと大体の売上を普段から把握しておくためにエクセル表で顧客ごとに毎月の受注額と支払いの受取額をまとめています。

さて、冒頭の大失敗。昨年はこのエクセル表で事業所得しかまとめてませんでした。どの程度源泉徴収されていて、確定申告の時にはいくらの所得税で追徴なのか還付なのかをずっとみており、「今年は還付だ、やったー╰(*´︶`*)╯♡」と思ってたんですね。ですが、うきうきしながら2月に会計ソフトで確定申告書類の作成、最後に『完了』ボタンをクリックすると、その時は不意に訪れました。

(約)10万円の追徴

…((((;゚Д゚))))))) …ん?

何事?(´⊙ω⊙`)

もう、ほんと、血の気が引くとはこのことで・・・。

何か操作を間違えたのか、記帳漏れがあったのか、色々考えて確認したものの、この額が変わる重大な失念はない。
生成された確定申告書類をじっくりと読み返して、ふと…
所得税計算は当たり前の話ですが事業所得と給与所得の合計から算出されていることにそこでようやく気づく…。
ここか!!(´⊙ω⊙`)
それぞれ別に収める所得税が算出されているのかと勘違いしていました。

会計ソフトに表示された追徴を逆算するとそこで一致。はい、致命的な勘違いが原因でした… orz

5万の還付は夢の彼方、現実は10万の追徴… (´;ω;`)ブワッ

たまたま支払いのタイミングで大口の報酬受取があったのでことなきを得たのですが、もうびっくりですね。良い勉強になりました。

所得税率は次の計算式で算出され、適用されます。

課税される所得金額 税率 控除額
195万円以下 5% 0円
195万円を超え 330万円以下 10% 97,500円
330万円を超え 695万円以下 20% 427,500円
695万円を超え 900万円以下 23% 636,000円
900万円を超え 1,800万円以下 33% 1,536,000円
1,800万円を超え4,000万円以下 40% 2,796,000円
4,000万円超 45% 4,796,000円

参考: 国税庁ウェブサイト、所得税の計算(https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/2260.htm)

追徴自体は、特に海外からの支払い分を国内支払いだったら普通は引かれているであろう相当額を売上の受取時に別に避けておけばいいと思うんです。でも、年度の会計を締めるときに心づもりがあるかどうかは大きな違いですよね。だからこれもエクセル表に計算式を組み込んで普段から追えるようにしました。

ダウンロードできるようにファイルをアップロードしたので興味のある方、特に副業でしていらっしゃる方の参考になればと思います。

ダウンロードはこちらから
※1… ファイル内の数値はすべて例です・・・私の実績ではありません(苦笑)
※2… 給与所得の数式はあまりこまかくしてないため、https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/tebiki2017/b/03/order2/3-2_06.htmでご自身の給与所得計算を確認する必要があります。

もっと簡潔明瞭な計算式にできるかもしれませんが、追徴の「心づもり」には十分かと…。今年は7月末で国内:海外が1:5なので、既に30万近くの追徴を見込んでおります…。国内からもっと稼がねば…(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾

第29回英日・日英翻訳国際会議(IJET-29)登壇資料

諸事情により時間がとれず資料の公開が予定より 1 週間遅くなりましたが、6 月 29 日(金)~ 7 月 1 日(日)に行われた iJET29 で登壇した際に使用した資料を公開いたします。

iJET29 – 7/1 Slot 8 – 15:00~16:30 「知っ得!海外の翻訳会社と取引を始める前に」登壇資料

当日質疑応答の際にあった法人税法(法人)と所得税法(個人事業主)についてのご指摘について、外貨取引処理について改めて確認の上、補記という形で所得税法の場合もスライドを足しております。当日聴講してくださった方も、事業形態を確認の上、どちらで処理をするのが正しいのか改めて確認していただけたらと思います。ご指摘くださった方、ありがとうございます。

実際には、法人の会計処理と個人事業主の確定申告では考え方や処理が同じ部分が多いです。とはいえ、細かい点をみてくと、個人事業主の場合所得税法に則って処理する必要があります。こちらのサイトでは、[ホーム] > [Ⅱ個人事業主・法人会計] > [第2章 会計の目的と処理基準] のページで、図解を用いて分かりやすく説明されています。

後半、外貨取引を複式簿記で帳簿処理する例を出しましたが、この例でいうと、参照する税法とその条項が違うものの、ほとんどの処理が同じです。
一か所だけ参照する税法の違いにより法人ではするけれども個人事業主ではしない処理があります。年度末の為替処理(期末時換算法)です。
所得税法ではこの年度末の処理が税法上定められていないため必要ありません。

当日は色々と話をしたいことはありましたが、あれも言いたいこれも言いたいではまとまらなくなるので要点を絞ることになりました。
(支払いの諸問題と煩わしさを除けば) 海外取引にも魅力的な点は多くあり、やりがいは十分にありますよ 🙂

トライアル翻訳に合格するためのA to Z(なんてそこまでは書いてないけど)

僕が在宅で翻訳の仕事を受けるようになったのは2012年のこと。本当は前々職を離れた2009年秋頃から既に在宅翻訳という道も考えていましたが、当時確か2社の日英トライアルを受けて惨敗。1社には「派遣で社内翻訳・通訳ならできるレベルだろうが、在宅で依頼するには修正が多いので使い物にならない」ときっぱり言われ、やっぱりまだまだ実力不足なのかなーと思い知らされつつ、再就職に再々就職を重ね母校の英文事務に落ち着きました。

母校での仕事に少しずつ慣れて1年くらい経った2011年夏、前々職と前職の通訳・翻訳という朝から晩まで外国語に触れる仕事が懐かしくなり(英文事務って、結局は事務ですから)、休みの日にまたエージェントを調べたり、トライアルを受けたりということをするようになりました。前にトライアル不合格になった2社のことがあったので、慎重になりつつも、結果はここも不合格。

 

  • 固有名詞や専門用語の訳出に間違いがないか関連書籍や企業のウェブサイトから調べて裏付けもとりました。
  • 些細なミスも出さないよう確認に確認を重ねました。

でも、
「何で落ちるのかなー。そんなにこの訳文ダメかね」
というのが、それまでのトライアルへの正直な気持ち。
↑こういう「ちゃんと~したのに、なんで!?」という主観的な評価でしか「反省」できない姿勢がダメだったんでしょうね。
(反省できてない)

 

この時は、某クラウド系のG社がとっかかりやすそうだったこともあり(だから翻訳会社3社目?もう少しあったような)、そこのトライアルに挑戦し続けていたのですが、なんと3回までしか受けられないという条件付き。不合格だと書いたのはここで、すでに3回目のリーチがかかっていました。
(後でよく調べたら、3回連続で落ちたら勉強しなおして1年後にまた受けてね、とありました)

「もう後がない」というのは大げさですが、
・・・今までのも、何か見落としてるんだろうな
と考え、とりあえず落ち着いて自分の訳文を読み直すことにしました。

いつなんどきも自分自身を信じられることは自信に満ちていて素晴らしいことですが、
何事も過信はよくないですね。真実が見えなくなる。
(疑ってばっかりも先が見えなくなるというか、キリが無いので「よし、これでいこう!」という思い切りも必要ですが)
何はともあれ、僕はここで読み直したことで、一歩、在宅翻訳の仕事開始に近づきました。
「普通に」訳したら一か所だけ文脈に合わない訳出になるフレーズがあるんですよね。
読んでて、
これ、何でここにいきなり出てくるんだろう。
という。
辞書見ても訳出はそれしかなさそうなのに、文脈に合わずここだけ文が浮いて見える。
この表現、もしかして他に意味があるんだろうか。
と思って英英で調べてみたらビンゴ。英日辞書にはない意味が説明されていました。
パズルがスポッとはまって完成したように、訳文に1か所だけ浮いていた違和感がきれいに消失。

これだ!

と思いました。これは絶対いける、と思いつつ提出したトライアル。
無事、合格できました。ヾ(。・ω・。)ノ゙
初合格は本当に嬉しかったです。

この時に、あくまで一端とはいえ、「トライアル」というものを理解できたように思います。
その後は専門外の医薬・医療や(かなり凝った)芸術、苦手な電気・化学などでない限り(なら、手だそうとするなよ)トライアルで落とされることはめったになくなりました。あれから6年(きみ〇ろじゃないよ)、レートアップや希望する分野の受注件数を増やすために毎年5-6社はトライアルを受ける中で、得意分野(技術、法務、一般ビジネス)のみに限って集計すると全体で大体8割強は合格しています。最近でも落ちることはありますけどね。落ちたトライアルはそれで終わりではなく何が至らなかったのか徹底的に調べて勘違いの駆逐と正しい理解に努めて次に生かしています。

 

駆け出しでトライアルに落ちてばかりの方は、どこかを間違っているかもしれないと客観的な視点からすべてを疑い訳文を一から見なおすことも大事だと思います。

  • 固有名詞・専門用語などの訳出

wikiやgoogle/ネット辞書で出てきたからと、それをただ当てはめるのではなく、企業が例えばウェブサイトや商品説明で正式に使用している用語か。
創作用語でなければ、トライアル出題範囲の業界で一般的に使われているか。

 

  • 自然な表現か読み上げ

自分の普段の話し方にも影響を多少受けると思うので、これって一番難しいように思います。「言うは易く行うは難し」ですね。修飾語句の文中に置かれる位置が適切かどうか。読み上げは確認しやすいですが、句読点の位置で読み上げると微妙にごまかされてしまうこともあるので注意が必要です。

 

  • 形容詞・形容動詞(-な/-い)、副詞、助詞、送り仮名

連用形や連体形といった活用、助詞を正しく使えているか。PCの変換で送り仮名が省略されていないか。

 

  • 誤字脱字

助詞忘れや送り仮名の省略以外にも、ケアレスミスの誤字脱字は駆逐対象です。

 

  • そもそも、普段使う表現が正しいのか

トライアルを受けた会社によっては、採点者のコメントをいただけるところもあります。
その時の指摘が目から鱗というか、以前にまして自分の普段使用する表現に注意するようになりました。
あくまで例ですが、
「~を鑑みて、」と「~に鑑みて、」
「いずれにも遵守しなければならない」と「いずれ(を)も遵守しなければならない」
(ちなみにどちらも後者が正解)
人は周囲環境から言葉を学ぶので、そもそも学んだ間違った表現を正しいものとして使用していることもままあります。
こうした点も客観的に疑って念のため調べてみると意外な間違いに気づくことも。気づく人(採点者)はやはり気づくものです。

 

  • 表現に統一性

アラビア数字と漢数字がいい例です。アラビア数字が正しいこともあれば、漢数字が正しいこともあります。でも、どちらを使っても差し支えないもの(例:1回と一回)であれば混用していないか。形容詞・形容動詞を訳すときは表現豊かに言い換えるのも技法の内なので話が変わりますが、固有名詞だと例えばmobile deviceを端末装置・モバイル機器・デバイス端末と文章内でコロコロ変えると特定の何か1つを指しているのか3つどれも互いに何か別のものなのか読み手は混乱します。産業翻訳だと、小説などの書き物ではないので「読み手が理解できないのが悪い」という姿勢で許されはしません。「読み手が理解しやすい文章を書く」という姿勢で仕事をするべきだと思います。

 

  • 辞書に記載されている用語の意味

大きな落とし穴だなぁと思います。上述の一件もあり、和訳だからと例えば英日・独日辞書を調べるだけではなく、英英・独独辞書も頻繁に参照するようにしています。

 

  • スタイルガイド

これは挙げるまでもないですが、翻訳会社から数字の半角/全角、括弧などについて指示があればそれに従っているか。

 

まぁ、今で考えれば当たり前のことを書き連ねましたが、トライアルに落ちる人はこれさえできてないこともあるんですよね。
実際の翻訳案件で原文に凝った表現がちりばめられていると書き手に合わせて訳すのに苦労しますが、トライアルによってはただ凝った表現があるのではなくて間違えやすそうな表現が用いられていたり、元の原文内で数か所そのような表現に言い換えて出題していることがあります。全体的にあまりに平易なトライアルが届いた場合、「よっしゃ!ラッキー」ではなくて(笑)、実は意地悪な問題がないのか疑う・見抜くことも重要だと思います。「ここ訳しにくいな」とか「ここだけなんか浮くな」という場合は、そんなパターンかもしれません。

トライアルには意地悪なものから本当に簡単なものまで、パターンは複数あると聞かれます。確認しようとしている点・受験者の資質がそれぞれ異なるのだと思います。もしかしたら訳文は採点のごく一部で、担当者とのやりとりや返信の早さ、フットワークの軽さなども考慮されているかもしれません。原文の中身を的確に捉えつつ、何をトライアルで試されているのか見極められれば、トライアル合格はグッと可能性が高まると思います。