ゆくゆくは雇用を離れて個人事業だけでやっていこうと支度しておりますが、そんな副業をしてる身の所得税で大失敗した話です。

青色申告にと開業届を出して5年目に入ります。2012年に本格的に在宅翻訳の仕事を受けだして以来税率はずっと10.21%で収まる合計所得でした。それが昨年はエージェントや直クラ、仲間、そして母、周りにいる多くの方々のお陰で副業の稼ぎが雇用先からの稼ぎを大きく超えるという結果になりました。

売上自体は会計ソフトでまじめに納品日ベースでまとめていますが、請求・支払漏れを防ぐためと大体の売上を普段から把握しておくためにエクセル表で顧客ごとに毎月の受注額と支払いの受取額をまとめています。

さて、冒頭の大失敗。昨年はこのエクセル表で事業所得しかまとめてませんでした。どの程度源泉徴収されていて、確定申告の時にはいくらの所得税で追徴なのか還付なのかをずっとみており、「今年は還付だ、やったー╰(*´︶`*)╯♡」と思ってたんですね。ですが、うきうきしながら2月に会計ソフトで確定申告書類の作成、最後に『完了』ボタンをクリックすると、その時は不意に訪れました。

(約)10万円の追徴

…((((;゚Д゚))))))) …ん?

何事?(´⊙ω⊙`)

もう、ほんと、血の気が引くとはこのことで・・・。

何か操作を間違えたのか、記帳漏れがあったのか、色々考えて確認したものの、この額が変わる重大な失念はない。
生成された確定申告書類をじっくりと読み返して、ふと…
所得税計算は当たり前の話ですが事業所得と給与所得の合計から算出されていることにそこでようやく気づく…。
ここか!!(´⊙ω⊙`)
それぞれ別に収める所得税が算出されているのかと勘違いしていました。

会計ソフトに表示された追徴を逆算するとそこで一致。はい、致命的な勘違いが原因でした… orz

5万の還付は夢の彼方、現実は10万の追徴… (´;ω;`)ブワッ

たまたま支払いのタイミングで大口の報酬受取があったのでことなきを得たのですが、もうびっくりですね。良い勉強になりました。

所得税率は次の計算式で算出され、適用されます。

課税される所得金額 税率 控除額
195万円以下 5% 0円
195万円を超え 330万円以下 10% 97,500円
330万円を超え 695万円以下 20% 427,500円
695万円を超え 900万円以下 23% 636,000円
900万円を超え 1,800万円以下 33% 1,536,000円
1,800万円を超え4,000万円以下 40% 2,796,000円
4,000万円超 45% 4,796,000円

参考: 国税庁ウェブサイト、所得税の計算(https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/2260.htm)

追徴自体は、特に海外からの支払い分を国内支払いだったら普通は引かれているであろう相当額を売上の受取時に別に避けておけばいいと思うんです。でも、年度の会計を締めるときに心づもりがあるかどうかは大きな違いですよね。だからこれもエクセル表に計算式を組み込んで普段から追えるようにしました。

ダウンロードできるようにファイルをアップロードしたので興味のある方、特に副業でしていらっしゃる方の参考になればと思います。

ダウンロードはこちらから
※1… ファイル内の数値はすべて例です・・・私の実績ではありません(苦笑)
※2… 給与所得の数式はあまりこまかくしてないため、https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/tebiki2017/b/03/order2/3-2_06.htmでご自身の給与所得計算を確認する必要があります。

もっと簡潔明瞭な計算式にできるかもしれませんが、追徴の「心づもり」には十分かと…。今年は7月末で国内:海外が1:5なので、既に30万近くの追徴を見込んでおります…。国内からもっと稼がねば…(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾

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