広島の日越協力

先日は兄に帯同して日越のイベントに出席してきました。

広島は、広島空港にベトナム航空が就航するという話は出てたんですがその後そういえば聞かないなと思っていたところ、諸事情により延期になっていたよう。その開始に向けて動いて頑張っているという関係者からの最新情報や、ベトナムで事業をしている日系企業のお話、ベトナムの教育機関による即戦力技術教育プログラムの紹介、広島とカインホア省とのビジネスに関する覚書締結など。私は門外漢なのですが、興味を引く話題満載の3時間でした。

広島も他県の例に漏れず、日本語学校や大学・専門学校、会社など多数の機関でベトナム人留学生・社会人を受け入れており、一昔前と比べて、広島に生活の基盤を築いているベトナムの方を多く見かけるようになりました。大学で仕事をしていた頃も思いましたが、学業や仕事にとにかく真摯なんですよね、何かと親身な気質の人も多い印象です。

人材受け入れによる積極的な日越交流。ベトナムは平均年齢が33歳前後と若さのある国で(日本は48歳くらい)、高齢化社会と人手不足の日本に活力をもたらしてくれる頼れる存在感を垣間見た一日でした。

写真: 最近縁のある、同通レシーバー🎧

協業による可能性拡大

翻訳はお客さんにとってあくまで、何かのプロジェクトの一端にすぎないんですよね。この視点から考えると、翻訳者が翻訳案件を増やしたいときに、提供サービスを翻訳に留めないことがひいては翻訳案件獲得につながると言えるとも思うんです。自分たちはクライアントのプロジェクト成功をサポートする言語周りのコンサルタント。とはいえ、別に翻訳以外のことまで全部独りでしなければいけないわけでもありません。同業者コミュニティ・ネットワークがあれば、同業者・仲間がいるわけで。自分が手がけてない/得意でない案件の相談がきたら即断る?ちょっと待って。場合によっては、誰かできそうな仲間がいないだろうか、とまずは一考してみるのも良案かも。

私はネットワーキングや前職を通じて、様々な専門や業界からの同業者さんたちと知り合いました。いつからか積極的に、その方達とチームとして翻訳以外のサービスも提供しています。翻訳、校正、通訳、その他言語周りの手配、ガイド、DTP、印刷、字幕編集、VO等々。量が多くて捌ききれないものはシェアすればいい。もちろんクライアントの承諾がある前提ですが。翻訳以外のサービス提供から、自分の翻訳の仕事獲得につながっています。わかりやすい例は通訳者手配。クライアントから寄せられた相談、その時は通訳案件、でも別の機会には翻訳を頼まれることもあります。仕事の相談をただ無理と断ってしまうと、クライアントはほかをあたることになり、もしかしたらあったかもしれない翻訳の仕事のチャンスをふいにしているかもしれません。

もちろんコーディネートには時間をとられるので、そこに価値を見出せない人もいるとも思います。それはそれで一つの価値観ですもんね。コーディネートはいろんな工夫の一つでしかないし、ほかにもできる工夫はたくさんあります。あくまで私の場合は、コーディネートもサービスの一つとして提供していて楽しいし、かける時間に見合う価値もあると思っています😊

写真:シンガポールのお客さんから頂いたお土産🍪

東京での通訳者手配コーディネート業務

この数か月は、マンション購入契約と引越し、大阪・東京出張、クライアントとの会議、そして平常運転で合間に翻訳や通訳案件の手配とほんとに大忙し。

この度は東京に一週間出張で、JTF翻訳祭と、お客さんのイベントにプロジェクトマネジャーとして出席。それらも終わって、今日帰るところです。イベントの方はとても貴重な経験に✨クライアントはもちろん、通訳者さん、通訳機材の会社とその間に入ってくださった同業者さんと多岐にわたる方と連携してアレンジをしました。アレンジ中、何かと初めてのこともあって、僕に至らぬ点もありましたが、でもおかげさまでまた同様の案件が発生したときには自信をもって対応できそうです( ง ᵒ̌∀ᵒ̌)ง⁼³₌₃. プロジェクト成功のために色々とサポートくださったみなさんに感謝🙌近くまた一緒にお仕事できますように。

写真: 自分に労いのケーキ。プロジェクト成功を祝って。お疲れ様〜ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”(๑´ㅂ`๑)🍰