猫のマスク

そもそも花粉症なんでパンデミック前でさえ春とかなんて出歩く時は常時着用で”慣れ”ているとはいえ好きで着けてはいない、マスク。一日中着けるのは、ほんとは遠慮したい。でも最近は、引き続き屋内や人混みでは着用するという配慮はしながらも、屋外や会話しないときになら外して大丈夫な雰囲気になってきましたね。なんだかんだ言って僕も基本は着用してますが、周りに人がいないとか大丈夫そうな場なら外すようになりました。マスクって顔にストレスを感じさせますが、少しでもマスク着用を楽しく感じられるようにたまにこんなマスク着けてます(笑)。

いやー、ヨーロッパでの旅行に着けられるかと言われたら無理かもしれませんがそれはおいといて(たぶんアジア圏では大丈夫そう?)、面白いなと思ったのはこんな感じのおもしろマスクって流行にのってビジネスになってるんですよね。マスク専門店なんてあるし、種類も様々。別にマスク市場に飛び込みたいということではないんですが、こんな風に微妙にニッチ(?)なビジネスに翻訳で関われたら面白そうだなぁってちょっと思いました。😃

言葉には常に敏感でいなければならないと改めて思わされた話

私は母や祖母の語彙に強く影響を受けている方で、世代的には合わないちょっと古い言葉を使うことがあります。たとえば、ハイネックやタートルネックは割と意識して口にします。家だととっくりと言います。カップボードなんてそんな洒落た表現、口から出ません(苦笑)。聞いたら分かります。でも家では水屋といいます。それか、食器棚。

先日、母から家電量販店で体験した面白い話を聞きました。
母「すみませーん。電気マットってどこにありますか?」
店員さん「電気マットってどんなものですか?」
母「えーっと、絨毯(じゅうたん)の下に引く、あったかくなる…」
店員さん「あぁ、ホットカーペットのことでしょうか」
母「はい(今はホットカーペットって言うのか)」

…電気マットよ、お前もか。

聞いてちょっとショックを受けましたが、つい笑ってしまいました。
母いわく、店員さんは僕くらいの年齢に見えたとのことだったので、頻用する単語がちょうど移り変わる/移り変わったものが多い世代なのでしょうか。

私自身、翻訳者として仕事をしている手前、言葉には敏感でいるようには努めていますが、とにかく、言葉は変わるものだということを再認識させられました。📚

東京で展示会を訪問

パンデミックが起きてからもう2年と半年、正直、長いですよね。人がポストコロナ(もう今そうなのかとかそういうのはここで触れはしませんが)に適応しようと工夫する中で、企業も実地展示会に戻ってきています。一昨年昨年は多くの企業に苦労があったと推察します。こうした実地展示会を開催/に参加できず、新型コロナの制限措置もころころと変わるし、そうした状況でも操業できるようバーチャルに移行したとか。それにしても、実地展示会に足を運んだ時の活気や目の前で実物をみたときのスケールの大きさに勝るものはない。市場に出た新しい製品やソリューションを見て、知ることができるのはすごくワクワクします。展示会ってそうした最先端技術に関する情報を得るのにいい機会だと思います。翻訳者として関わることもあるでしょうし。

9月半ば、東京の展示会にいくつか足を運んでみました。お仕事につながればと名刺も配ったりして。ただこういう場での“個人”の営業って、そもそもそういう趣旨の場ではないので、それなりの戦略って必要ですね。今回は、そうした準備ができてないなぁとよくわかったのが学びでした(笑)。次回の参加に活かします。でも少しは企業の人と名刺交換する機会もあったので、長期的にはまったくダメだったとも思いません。今ご贔屓にしていただいている取引先に、急遽通訳・翻訳が必要になったときに「あ、いるじゃん」って思い出してもらったのは、こういう活動があったから。とりあえず種まきできたことは上出来かなと。

新型コロナにかかる入国制限措置が解除された/そろそろ解除される国も増えてきています。日本もようやく個人旅行者向けの入国制限措置が緩和されますね。次は海外実地で営業活動してみたいです。シンガポールとか、米国とか、ドイツとか。今年もあと3か月、年末なんてすぐです。来年何しようか計画立てに今からワクワクしています。

複数の名刺を目的に応じて使い分ける

今はEightとか、Blinq、HiHello、Knoweeのように、かさばらないデジタル名刺も普及していますね。作るのも簡単で、目を引く色んなデザインを選べます。実際、交流会でもこうしたデジタル名刺を利用している人を見るようになりました。別に、対照的に揶揄する気はまったくないのですが、日本の展示会では訪問者側も展示企業の社員側もまだ紙の名刺が主流。私が持ち合わせているのは、名前に屋号とロゴ、連絡先を記載しただけのシンプルなものです。もうちょっと何かあってもいいかなと。

同業者の中には、2~3種類の名刺を時と場合に応じて使い分けているという人がいます。はじめ聞いたときは、ただかさばるだけのイメージしか湧かず、必要性を見いだせませんでしたが、先日展示会に行ったときにようやくそうした工夫は必要なんだなと理解できました。特に、何ができる/何が専門かといった情報が記載されていれば、連絡先だけのシンプルな名刺よりも断然、(受け取る側も)展示会の趣旨からして話を広げやすいなと、思わされました。

ということで、次回展示会に足を運ぶまでに立てている自分の準備は、歩き回るマーケティング活動用により相応しい名刺をつくること。

デジタルか紙かに関係なく、皆さんはどんな情報を名刺に記載していますか?どんな情報が記載してあるといいと思いますか?

※写真の真ん中に写っているグリーンの名刺(裏)は、うちの兄の会社の名刺です(笑)

職場の教養

時々、コワーキングスペースを利用しています。昨日は事務仕事でいく用事が。すると、時々顔を合わせる利用者さんが、職場の教養という冊子を1冊分けてくださいました。社会人としての行動指針とか職場の人間関係、仕事のコツ、失敗の対処方法とかそういう話題を読み物に、今日の心構えという一文とともに掲載している冊子です。すべてがすべて実践的かとか取り入れたいものかというとそうでもないのですが、それでも一部は参考になるので、読んでみる分には面白いとは思いました。フリーランス翻訳者という立場で、お客様や同業者と知り合い、一緒に何かを作り上げる機会はたくさんあるものの、往々にして在宅ということから会社勤務で普段同僚と顔を合わせて一緒に仕事をするような環境とはまた異なります。そういう自分の環境もあって、職場をテーマに取り上げた考え方やアドバイス的な小話を読む機会はちょっと新鮮に感じられました。

人間翻訳と機械翻訳 2 ― 一般ビジネス翻訳を例に考える

前回のブログ投稿から半年近く経ってしまいました。実はこの記事は3月に出したいなと考えていたのですが(今いつよ)、取り上げたい話に使う例文の用意にも時間を取られ、仕事やボランティアも忙しく優先順位は下がるばかり…。やぁっと公開です(例文作成に数か月かけた)。

昨今、兎にも角にも、機械翻訳の台頭と精度向上により、人間翻訳の仕事は減るばかりなのではという話がよく聞かれますね。この時代、そうした中で翻訳を仕事に食べていくにはどういうことができるかなと私もよく考えます。今年の1月に公開した記事では、拙い訳ですが例を交えて、マーケティング分野の一部にあたる翻訳を例に人間翻訳と機械翻訳について比較してみました。その数週間後に受けたトライアル翻訳で、これもその比較に良い例だなというものがありましたので、紹介させてください。今回は一般ビジネス翻訳から、ビジネスレター/メール文を取り上げます。

以下、原文と訳文を掲載していますが、実際に私が受けたトライアル文ではありません。スタイルはそのままに、内容をまったくの別物に作り変えています。訳文はあくまで私なりの訳例です。今回は訳例のほか、機械にはできない文書の体裁調整やビジネスレターの文化も含めて全体を比較してもらえたらと思います。

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原文
機械翻訳 Google Translate (参考)
機械翻訳 DeepL (参考)
訳文1
訳文2
訳文2 申し送り付き

訳文1は原文の体裁そのままにただ訳しただけです。すごく読みづらいと思いませんか?その国や企業では普通に受け入れられる体裁なのかもしれませんが、参加して欲しいカンファレンスの参加登録先も文末にあってわかりづらいですね。実際、このような体裁の文面で日本の企業に送っても、読み手は若干のストレスを感じるのではないかなと思います。

そう感じて、私は実際のトライアルの際に、申し送りと共に訳文2のパターンも併せて提出しました。日本のビジネスレターでよく使われる表現を追記してはいますが、まず伝えたい情報を一か所に(開催内容・日時・登録方法等)まとめて、段落も一部変えています。

トライアルにしろ実際の翻訳案件にしろ、人によっては、ここまで口を出すのはやりすぎなのではという方もいらっしゃるかもしれませんが、用途を考えた時に、その目的を果たせない成果物を出すのもそれはそれでどうなのかなと思います。(いわゆるローカライズのアプローチを取り入れた方がいいのか、先方に尋ねてもいいと思います。)だからこそ、どうして訳文2も用意したのかという説明も含めて訳文1と2の両方を提出したわけですが。書いてある情報は同じです。情報を伝えようとするアプローチが異なるだけです。原文と併記で使うのなら訳文1でも十分でしょうが、原文と併記ではなく訳文だけを出すというのであれば、訳文2の方が読み手には伝わりやすいかと思います。使うかどうかは先方が決めることです。

(※訳文2はよくみる定型をイメージして構成していますが、申込方法はリンク先からとあるので、PDFで送るなら有効な体裁ですが、メール本文にただ入れて使用するだけなら、記・以上は不要、中央揃えの箇所は左揃えでも十分かとは思います)

渡す成果物を実際に読む他人が理解できるか。ビジネス文化的に取り入れた方がいい(または取り入れない方がいい)体裁・表現はあるか。私たち人間はそうした物事に対する“判断”ができます。人間翻訳は、こうしたある種の言語・文化コンサルティング的な役割も期待されているからこそ求められているのだと私は思います。機械翻訳は人間では到底無理な量でも瞬時に訳せる力がありますが、できても訳文1のようにただ書いてあることを訳すだけで、その先にある読み手のことを考えたアプローチは(現状)とれません(いつかできるようになるのかな…?)。前回の記事でも少し触れていますが、これも機械翻訳と人間翻訳とで活躍場面が異なる一例かなと思います。CATツールを使用して対応する案件だと、翻訳者は訳すだけでこうした体裁調整の機会がないことも多いのですが、“提案”はしても差し支えません。人間翻訳にこそできる付加価値です。今回はビジネスレター/メール文を取り上げていますが、そうした一見機械翻訳で十分そうなものでも、このように人間の一手間があるからこそよりブラッシュアップされたものを提供できることはあります。私に依頼してくださるお客様の中にはそうした一手間の提案に価値を見いだしてくださっている方もいるのだろうなと思います。あ、ちなみに記事ネタとなったトライアルはもちろん通りました(重要)。

一般ビジネス翻訳を軸に派生する話があるのですが、それはまた次回。

YouTubeチャンネル『Kazuki Channel』にデビュー

毎年のことですが、1月があっという間に過ぎていきました。年明けすぐは仕事の入りもそこそこに月半ばくらいから取引先もようやくエンジンがかかってきたかなというそんな1月でしたが、Sprachgetriebe Consultingのドメイン取得からおよそ4年、ウェブサイトをいつか独英日のトリリンガルで運営したいという計画をようやく実現できました。2022年からは、ひと月に1本ペースでも何か記事を公開していきたいなと考えています。そしてなんと私、ついにYouTubeデビューしちゃいました!

1月半ばの週末、フリーランス日英翻訳者の松本 佳月さんが運営しておられるYouTubeチャンネル『Kazuki Channel』に呼んでいただきました!松本さんは、同じく翻訳者(日英/英日)の齊藤 貴昭さんと一緒にコンテンツを企画。同チャンネルに同業者を招いて、鋭い質問を交えながら、翻訳者デビューのきっかけや翻訳者として仕事をはじめてからこれまでの軌跡といった興味深い話題をインタビューしています。

収録はおよそ90分。お二人と顔を合わせてお話しするのも2019年の翻訳祭以来ということもあり、とても楽しい時間でした。JATJTFが企画実施するセミナーや西日本医学英語勉強会といった同業者ネットワークのほか、SNSを通じて、たくさんの方と交流し様々な話を聞くことはよくありますが、自分自身の話をすることはそうないので、とても貴重な機会をいただきました。松本さん、齊藤さん、ありがとうございました。

収録内容を区切りのよいところで分けて、全5回に編集されています。特に第3回あたりはすでにフリーランス翻訳者として基盤を築いている方にも面白い情報を話題にできたかなと思います。第5回(最終回)はこれから翻訳者になりたいけどなれるのだろうかと悩んでいる方に聴いていただきたいです。よろしければぜひご覧ください。

第1回

外国語に興味を持ったきっかけ、高校生・大学生時代、留学経験

第2回

副業を通して在宅翻訳の道に→2019年専業。海外取引がメイン。

第3回

海外エージェントとの取引、レート事情。翻訳・校正セットのサービス

第4回

普段仕事で気を付けていること、JATでの活動

第5回

これから翻訳者を目指す方へのメッセージ。翻訳者になる道は人それぞれ

ウェブサイト3言語展開開始

思い立ったが吉日。情報が少ない英語ウェブサイトを日本語ウェブサイトに相当する程度更新したのがついこの間。勢い余ってもうドイツ語ウェブサイトも開設しちゃいました。こうして色々改善していく中で、新しいチャンスを呼び込めたらいいなと思います。あくまで言語を通じたサポートにはなるけども。

人間翻訳と機械翻訳 ― マーケティング翻訳を例に考える

昨年末頃、エッジ・トランスレーションの三浦由起子代表にお声がけいただき、とても面白いお手伝いをさせていただきました。ご本人が登壇するAAMT Online, 2021公募セッション発表用資料作成で人間翻訳例のご協力をするというものでした。

発表内容は、

  • 機械翻訳には使い方がある 

  →それを基にリスクを抑えつつスピード・効率を上げられる

  • 機械翻訳と人間翻訳はそれぞれに活躍場面(例:情報伝達/訴求)がある 

  →マスの取り合いをするものではなく、マス数自体を増やせる可能性。共存の道を選べる

  というもの。当日発表資料を公開されているので詳しくはこちらをどうぞ。

翻訳例は複数提供させていただいたのですが、そのすべてを公開するお時間はなかったということで、未使用のものについて許可をいただいたのでこちらのブログで発表させていただきます。

※以下、マーケティング翻訳例とありますが、一般向けの記事やIT系企業のブログなどの読み物系、経営層向けのレポート(事例)、ニュースリリース、販促資料、DMなどマーケティング翻訳に該当するものは多岐にわたります。ですので、これはあくまでそれに類するものから取り上げた一例にすぎません。

人間翻訳を考えてみる(マーケティング翻訳例)

原文:The beautiful pixel art was at the top of its class at the time and has lost nothing of its charm over the years.

(引用元:https://www.nintendo.com/en_CA/games/detail/clockwork-aquario-switch/

ざらっとした直訳:

当時最高の美しいピクセルアートは長い時を経てもその魅力を失っていません。

これを機械翻訳にかけた場合に出てくる例はこちらです。

① DeepL:

美しいピクセルアートは当時の最高水準であり、その魅力は何年経っても失われていません。

② Google Translate:

美しいピクセルアートは当時そのクラスのトップであり、何年にもわたってその魅力を失うことはありませんでした。

文引用元のウェブサイトは、約30年前のアーケードゲームがリバイバルされテレビゲームとしてリリースされたソフトを紹介しています。上記直訳か①/②だとなんだか淡々としてますよね。機械翻訳と直訳は似たり寄ったりな表現力で読む側としても、書いてある事実を伝えてるだけという印象。そこでここは人間翻訳の出番。マーケティング翻訳では、読み手に魅力を感じて欲しい、買ってみようかなという気持ちを搔き立てる訴求力ある文章で書こうとしたらどんな表現を提案できるでしょうか。

案1 

あくまでソースに忠実に、ただもう少し読みやすさ・自然さを意識

当時のドット絵アートの集大成。色鮮やかで美麗なグラフィックは二十何年という時を経てもその魅力を失っていません。

案2 

「絵の美しさ」を強調してみる

当時最高峰と言っても過言ではない美麗なドット絵アート。二十何年という長い時を経ても色褪せないグラフィックがプレイヤーを魅了します。

案3

かなり言い換えてもよいと言われた場合の自由翻訳

色褪せない、見惚れる美しさ。当時精魂込めて描きあげられた美麗なドット絵アートが二十何年という時を経てよみがえります。

見てわかる通り、伝えるポイントを少し変えるだけで、1つの原文からスタイルのまったく異なる文を何通りも考え出せます。個人的には案2や案3を読むと、「ほうどんなもんかしら」という気にはなるんじゃないかなと。案3はかなり思い切っているようにみえますが、実はこのゲーム作品について調査をすると、ここまでの事実がでてくる(この日本語文でさえ実は英語原文に集約されていることもありえる)ので、意訳しすぎとか「そんなこと書いてないじゃないか」というほどでもないのです。むしろ、クライアントによっては、案3以上にもっと自由な言い換えを求められることもあります。機械翻訳には、こうした言外のメッセージや、どんな風に伝えたいかといったクライアントの希望まで映し出すことはできません(ただここまでいくならクライアントからのこういう希望がある前提ですし、場合/相手先によっては申し送りないしBT(Back Translation)を出すこともあります)。無論、この3つもあくまで1文からみた例にすぎません。今回はお手伝いの中で1文を抜き出した例を挙げているので、本来は文章全体で考える必要があります。引用元の文章全体で訳していくと、前後の文脈から案1あたりの無難な感じに着地するかもしれませんし、あるいはもっと異なる表現(ただし、原文のメッセージを伝えるという点は押さえること)を提案できるかもしれません。これは人間翻訳ならではの技、機械翻訳の立ち入れない分野だと思います。

機械翻訳はとても便利なツールです。私はたとえば中国語ができないので、台湾旅行の時は重宝します(次は香港や上海、瀋陽とかに行きたいです!)。少しかじった韓国語やフランス語でも、日常会話を流ちょうにとまでは難しいので、出張時に何かと世話になっています。ただ、仕事で使う場合には、使い方が肝だなと思います(使い方についてかくかくしかじかは、是非冒頭の三浦さんの発表資料をご覧いただきたい)。また、求められるのが大意であって訳文にまったく精密さを求められないということであれば、いまや人間翻訳に依頼する必要はなく、無料の機械翻訳サービスで十分なこともあるでしょう。また、人間翻訳には人海戦術を取り入れた場合は別ですが1日にできる量には限界がありますから、時間的制約などの事情により、機械翻訳を使うことも一つの選択肢です。翻訳を必要とする人の求めるものは一様ではありませんので、機械翻訳を選択されること自体を否定する気もありません。とはいえ、私が仕事に機械翻訳を使うことは今のところありませんし(必要性がないし、むしろ手直しに余計に時間がかかり非効率)、人間翻訳例として先に挙げたような訴求力のある文をお求めのお客様には、是非Sprachgetriebe Consultingを頼っていただきたいなと思います。